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梅棒 9th “RE” ATTACK 超ピカイチ! の感想(3曲分)


梅棒 9th "RE" ATTACK 『超ピカイチ!』が終わってもう2週間が経ちましたが、改めまして出演者の皆さまご卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げますと共に、これからもずっとピカイチな皆様のご活躍を応援しております!



ブログを始めたからには、観劇の感想を書きたい!と、
ここ最近ずっとセトリ順の感想を書き進めていたのですが今まだANGELUSとVenusで止まってる上に熱量の8割が徳重マサチューセッツ翼くんに振られているので、それならいっそ何曲か抜き出して感想文を提出してしまおう!と思い至りました。
なにか記事をあげないと絶対続かなさそうなので…結局は抜き出したものも翼くんの話なのですが、他の曲はまたぽちぽちと進めていきたいと思います。



今回抜き出して感想を書いたのはこの3曲。
MONSTER
野に咲く花のように
夢幻クライマックス
どれもこれも思い入れが深い上にこじらせていますがお付き合いください。
今回の公演はノンバーバル作品でしたので、感想の中に99%私の妄想による捏造台詞が混ざります。口パクで確かにそう言ってたような…!という部分もありますが、読み進める際にはご覚悟を…(?)
念の為、私の妄想と区別をつけるために歌詞を引用しているところは太字にしてあります。





それでは捏造入り乱れた感想のはじまりはじまりです!






1.『MONSTER』

定時制のキラーチューンと、梅澤さんがそう仰っておられたのがとても嬉しいです!!!!!!

模型くん「あなたがいたから生まれてきたんだ」
翼くん「君の涙で僕は目覚める」

このフレーズが好きすぎて、二人の関係性の言葉に言い表せない尊さと、その愛おしさを何度も噛み締めました。最初から最後まで2人について歌ってて曲の歌詞自体にも感謝ですありがとう嵐。


MONSTERが好きな理由のひとつは、 翼くんの好きなところが詰まっているから です。
最初は模型くんの登場にガタガタ震えて、これでもかって程後ずさりしている翼くん。でも模型くんから「御札はがしてくれてありがとう!」ってきゃっきゃと喜ばれて、ダンス誘われて、踊ってみたら「こいつ怖いやつじゃないのかも!」ってどんどん楽しくなってきちゃうんですよね。翼くんって本当にそういう所が可愛いんだなぁ。

翼くんの何でも楽しめるところが本当に好きで、そんな素敵なところがぎゅっと詰まってる。喧嘩っぱやいけど、相手のこと自分と区別したりしない本当に魅力的な子だと思うんです。誰とでもフラットに関わることが出来るけど、たまに適当な感じもあって、そのさっぱりさに益々スキを募らせてた。

模型くんが黄太と教頭先生押し込んだ後にしょんぼりしていると、「友達!ボクが友達!ボクがいるよ!!」ってするのも好きです。ここは確か口元が本当に「ともだち!」って動いてたと思いますが見間違いだったらごめんなさい。優しいなぁこの子…って暖かな気持ちになってました。よく知らない相手にもそんな風に接することが出来るんだもんなぁ。
その後ロッカーから出てきた黄太くんが殴ろうとしてきますが、模型くんを守ろうと翼くんが立ちはだかり、模型くんがそれを押しのける。アツすぎませんか展開が。
古今東西、老若男女全てのオタクが好きじゃないですかそういうやつ。
もう2人の間には友情が生まれているんじゃ~友だちになるのに必要なのは時間じゃないんじゃ~暖かい気持ちのやり取りなんじゃ~~って心のノブが毎回力説してた。




そしてMONSTER好きな理由のもうひとつは、 翼くん(納谷くん)の大一番の魅せ場の盛り上がりです!540たけるver.最高にかっこいい!!!!!



技を決める直前の歌詞が、 「君の涙で僕は目覚める」 なんですよ…目覚めちゃった!翼くんというモンスターが!!
MONSTER(飲み物と曲名)で目覚めちゃったのは模型くんだけじゃなくて翼くんもなんだー!って毎度毎度髪の毛かきあげてからの540たけるver.に大興奮してた。ファイブフォーティー言いたいだけ。えへ。家で観てたら転げ回ってました。そしてここ考えてくださったの誠さんなんですね!!!ありがとうございますアクションの神様…!!!!!

Rusty Nailの話になってしまいますが、蒙古斑先生たちを襲う操られ模型くんのシーン。
あの蹴りに込めた翼くんの願いは、どうか目覚めてくれ!だったと私は思っています。蹴りたくなんてないよ、友だちだもん。
それでも彼には蒙古斑先生達を守る力があって、そこで自分の力を使わないと模型くんが誰かを襲う姿を見ることになっちゃう。そんなの嫌だ!!!って思ったんじゃないかなぁ、違うかな。ヒーローだなぁ翼くん。

結局はモンエナで巨大化した模型くんに捕まっちゃいますが…。ここ色々考えましたが大きくなることにそんなに意味は無いのかなって思ってたら、やっぱり「大きくなったー!やったー!!」なテンションだったらしいので正解だった笑

それからもうひとつ。
公演中はずっと模型くんと翼くんの関係をとてもとても尊い友情だと思って観ていましたが、今振り返ると親と子どものようでもあるなぁって思います。
模型くんから翼くんへの懐き方が刷り込みされた雛鳥みたいだなってふと思いました。生まれて初めて見た存在が翼くんでよかったねぇ模型くん。
「あなたがいたから生まれてきたんだ」が、正しくお母さんに対する感謝のようにとれるなと思ったりしているこの頃です。





②野に咲く花のように

翼くんの優しさと忠次郎とのダンスがじんわり暖かい気持ちにさせてくれる大好きな曲でした。

定時のような空前絶後前人未到の見せ場はないかもしれませんが、忠次郎とのやり取りにも翼くんの素敵なところがぎゅって詰まっててやっぱり大好きな曲…!
銅像壊して焦ってたら更に雨が降りだしてしまい、「とりあえずこれで!ごめんね!」って大事な本傘にして置いていく翼くんの優しさですよ…。
誰も見ていないしこっそり逃げたってバレないのに、ちゃんと忠次郎に「ごめんね!」ってする翼くんいい子~~~って家なら絶対に転がり回ってました。


そして私ね、翼くんがね、靴、あげるとは思いませんでした。

忠次郎が受けた衝撃はどれほどだったのか。靴をくれたんですよ、初めて会った相手が。
今まで(と言っても過去のワンシーンだけですが)大事なものを奪われたり、詰られたりするばかりだったけれど、ある日突然現れた少年が一瞬で光の元へ連れ出してくれた。友だちがいることの心強さや、学校の楽しさを教えてくれた。忠次郎よかったねぇとお母さんの気持ちになります。


時には 暗い人生も翼くんのおかげでトンネルを抜けられたんだなぁと、時にはつらい人生も翼くんとの出会いで雨のちくもりで また晴れることを知れたんだなぁと、本当にあの歌詞が好きで好きでたまりません。
翼くんはそんな大層なことしたと思ってないし、気付いてないのがまた愛しいですよね。
翼くんも忠次郎も野に咲く花のように健気で、優しくて、人を和やかにしてくれる存在でした。全日は暖かな気持ちに溢れていて本当に泣きどころが多かったです。

とてつもなく余談ですが、遠山さんの表情と眉の角度が絶妙で何度も(未亡人だ…)って思ってしまいました。
遠山さんの表情は、出雲の時もですがフェミニンな色気があるなぁと感じました。梅棒&遠山さんのファンの方的にはこの解釈どうなのでしょう。気になります。





③夢幻クライマックス

ここの道玄坂くんと翼くん出雲くんのやり取りが、全編通して1、2を争うレベルで好きでした。

「あなたはわかんない おかえりからの孤独」道玄坂くんが帰ってきて、翼くんが「どこ行ってたのー」と言うように迎えに行くんです。それまでの浅香ちゃんとのやり取りも、そんな大事になっていることも知らないから、いつも通りの元気さで。
でも、声をかけたら様子がおかしくて目を合わせてもらえない。おかしいなって思いながらまた声をかけたら、

「それでも無神経に」
道玄坂くんに払われちゃうんです。

この歌詞の当てはめに気付いた時は正直「やられたなぁ」と思いました。
時と場合によって彼のあの無邪気さは無神経になってしまうんだなと、私自身も気付かされて苦しかった。そこで翼くんがたじろぐ様子に何度も胸が張り裂けそうになりました。ついさっきまで太陽みたいな笑顔だったのに、「無神経」のたった一言であんなに揺らいでしまう姿に人間らしさと、翼くんが生きているのを感じました。


そして突き放された後に登場するのが長谷川出雲。

遠山さんは「なんなんだよ!」と強めに、
櫻井さんは「どうした?」と心配するように、
どちらも好きです。友だちだからこそ、いきなり振り払われたら怒るし、突然の変化に心配する。


またねーーそこの歌詞がこの3人を歌っているようでたまらないんです。

「いつも褒めてくれた 叱ってくれた」
「きっと楽になるし 寂しくなるね」

道玄坂くんが「楽になるね」だなんて言うんですよ…あの優しさが取り柄のような男の子が…思ってもないようなことを口走っちゃうんです。あまりにも自暴自棄すぎるよ道玄坂(突然の呼び捨て)。
それにしても褒めてくれて叱ってくれる友人関係ってなんてキラキラ輝いて尊いんだろう。3人ともずっと一緒にいてね。


そしてその後のユニゾンのダンスは翼くんの「どうしたらいいかわからない」という表情が観ていてとても切なくて苦しかった。
定時だと「なんで!わかんないよ!」と感情大爆発で舞台上からいなくなり、全日だと哀しさ120%の表情で逃げるようにいなくなるんです。
その違いに気付いた時は驚きました。
キャラクターは同じでも演じる人が違えばそれは別人。現実世界でも相手によって見せる表情が変わるように、翼くんもそうなんだと気付いて「い、生きてる〜〜〜!!!」と大興奮しました。
ここの一連のお芝居は、チーム道玄坂を役者さん方多めで固めたからこその見応えだったと思います。私は少なくともそう感じて、本当に最高だったと思っています。

二時間強のストーリーで唯一、翼くんが表情を陰らせたシーン。本当に大好きだった。
納谷くんの役者魂や、お芝居の達者さをまじまじと感じられた瞬間でもありました。そして小道具や演技が異なることでの混乱を乗り越えて演じ分けきった体力と気力を心から尊敬しています。




以上で、超ピカ!セトリから抜き出して感想文アップしよう(そうしないと一生書き上がらない)回のブログは終了です!わーい!ミッションクリア!
ここに書き記した内容は私の感じたことで、他にも沢山の見方があるかもしれない。「そこはこう見えた」「私はこう思った!」みたいな意見があったらぜひ伺いたいです。

それではまたいつかこの続きがあげられたら。あげられたら…いいな…と、出演者皆さんへ向けての愛に溢れるブログをあげる納谷くんに続く気持ちで感想書き進めていきたいです。
でも少年社中さんの『トゥーランドット』観た感想もあげたいなと思っているので、書きたい時が書く時のスタイルでぽそぽそ続けていきます。SNSの更新を頑張る納谷くんにならって、私の今年の目標です。